JR九州 日韓航路から撤退
テレQ(TVQ九州放送)
JR九州 古宮洋二社長 「JR九州高速船の船舶事業から撤退することを決定致しました」 30年余り続いた歴史に幕を下ろします。JR九州は12月23日 午後、会見を開き博多と韓国・釜山を結ぶ高速船「クイーンビートル」の運航再開を断念し、日韓航路から撤退すると発表しました。 クイーンビートルを巡っては浸水を隠したまま、3カ月以上運航を続けていたことが今年8月の国交省の抜き打ち検査で明らかになっています。 JR九州は問題発覚後外部の第三者委員会の指摘などから万全な対策を取った上で運航の再開を目指すとしていましたが、再び浸水が起きないように船体を補強するのは技術的に難しいと判断しました。 また、子会社のJR九州高速船については捜査への協力が全て終わり次第、会社を清算するとしています。 JR九州 古宮洋二社長 「(社員については)JR九州の本体、またはJR九州のグループ会社で次の仕事先を紹介する」
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