今年もFA流出へ…西武からFA移籍した大物打者6人
和田一浩
出身:岐阜県 投打:右投右打 身長/体重:182cm/90kg 生年月日:1972年6月19日 経歴:県立岐阜商-東北福祉大-神戸製鋼 ドラフト:1996年ドラフト4位 和田は神戸製鋼から1996年ドラフト4位で捕手として西武ライオンズに入団。プロ4年目の2000年は55試合に出場し規定打席未達ながら打率.306とブレークの兆しを見せると、翌01年には16本塁打を放った。 2002年からはその打棒を買われ外野手一本に専念すると、打率.319、33本塁打、81打点を挙げ、チーム4年ぶりとなるリーグ優勝に大きく貢献した。2005年には打率.322、153安打を放ち自身初タイトルとなる首位打者と最多安打を獲得している。 00年代前半の西武を主力として支えたのち、2007年オフに幼い頃より愛着のあった中日にFA移籍。 在籍3年目の2010年は全試合の出場で、打率.339、37本塁打、93打点とチーム三冠に輝く活躍を見せ、チームのリーグ優勝に主力として大きく貢献。シーズンMVPにも選出される活躍を見せた。中日在籍中に通算300号、2000安打を達成したのち2015年をもって現役生活を終えた。
片岡治大(易之)
出身:千葉県 投打:右投右打 身長/体重:176cm/80kg 生年月日:1983年2月17日 経歴:宇都宮学園高-東京ガス ドラフト:2004年ドラフト3巡目 片岡は東京ガスより2004年ドラフト3巡目で西武ライオンズに入団。プロ2年目に出場機会を増やし二塁手のポジションを獲得すると、2007年は38盗塁を決め、盗塁王に輝いた。 翌2008年は167安打を放ち最多安打を獲得。盗塁数は50を数え、リーグ優勝と日本一を果たしたチームのリードオフマンとして存在感を放った。2009年に51盗塁、2010年には59盗塁をマーク。高い盗塁技術と盗塁成功率を生かし、4年連続のタイトルも手にした。 走攻守揃った1番打者として西武で長らく活躍すると13年オフにFA権を行使し、2014年からは巨人へ移籍した。 加入1年目は126試合に出場し、チームのリーグ3連覇に貢献した。翌15年には史上29人目となる通算300盗塁を達成。右膝の故障を理由に2017年シーズンをもって引退したが、通算320盗塁は歴代26位の数字となっている。