歴代四季報で読み解く「戦後の電力会社」利権をめぐる攻防
電力会社はいかにして今のような体制になったのか。写真は東京電力ホールディングス本社(撮影:今井康一)
1936年6月に創刊し、昨年6月で満85歳となった『会社四季報』。会社四季報オンラインのプレミアム会員は「 四季報アーカイブ 」の機能で、株式市場に身を置いた企業の生の姿を伝えてきた『会社四季報』の内容を、創刊号から最新号まで検索できる。 これまで「四季報アーカイブ」を使い、10回にわたって証券市場の歴史を解説してきたが、今シリーズは業界の歴史をひもといてみたい。第6回は電力業界の後編(前編は こちら )。取り上げるのは、2016年まで一般の需要家に発電・送電・配電を一貫して行う「一般電気事業者」と呼ばれていた、いわゆる電力会社である。
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伊藤 歩