今永昇太 防御率0.96から驚異の0.84 7回7奪三振無失点の好投
◇MLB カブス1-0パイレーツ(日本時間19日、リグリー・フィールド) カブスの今永昇太投手が、7回7奪三振無失点の好投を見せました。 【画像】満塁のピンチを切り抜け天を見上げたカブス・今永昇太投手 この日、中4日で今季9度目の先発登板となった今永投手は初回、先頭打者に四球を与えますが、後続をゴロと二者連続三振に抑えます。2回、3回は三者凡退として、3回までヒットを許しません。 4回には2アウトからこの日初めてのヒットを許したものの、続く5番・ゴンザレス選手の打球をライトの鈴木誠也選手が背走しながら華麗なランニングキャッチで3アウトとし、今永投手が拍手する場面もありました。 7回には2アウトから連打でランナー1、2塁と、この日一番のピンチを背負います。それでも次の打者をファウルで2ストライクに追い込んでから3球目、低めの変化球で空振り三振を奪い、得点を許しません。この回を投げきりマウンドを託した今永投手はこの日7回88球を投げて被安打4、7奪三振、無失点という内容でした。 打線の援護がなく6勝目こそつきませんでしたが、防御率は試合前の0.96から驚異の0.84とし、安定感あふれる投球を続けています。 なお9回表まで0-0と投手戦が繰り広げられましたが、9回裏にカブスの4番・モレル選手がタイムリーヒットを放ち、チームはサヨナラ勝利を収めています。