老舗イタリアブランドと日本、そして最先端素材が三位一体に

FORZA STYLE

第166回はスペルガのスニーカーです。 ファッショニスタにとって周囲との差別化は永遠のテーマ。人と被らずにお洒落を楽しめるかどうかが鍵ですが、とは言えいい歳のオジにしてみれば奇抜すぎるのは危険。今回ご紹介する「スペルガ」の新作は、ベーシックなローテクをベースにしたひとクセアリな一足なので、まさにお洒落を楽しむイケオジにぴったりです。 イケオジにおすすめのアイテムを動画でチェック! 100年超の歴史を持つ老舗イタリアブランドが新たにリリースしたのは、「キモノ」と名付けられたコチラ。その名の通り、着物のテイストを取り入れたもので、シューレース部分の前合わせが和を感じさせます。アッパーは裏地付きの上質なナイロンを採用しており、軽量性と耐久性を向上。さらに天然ゴムのカップソールが快適なクッション性を確保しており、長く履いても疲れにくい仕様になっています。 イタリアブランドが解釈する着物をソースにした一足は、ハイテクな機能性も備えており、実に今どき。あくまでベースはローテクとあって、コーディネートしやすいのも見どころです。ローテクの汎用性はそのままに、ひとクセを楽しめる一足なら周囲と被らずに品良いお洒落を楽しめるはず! アウトソールは抹茶カラーを採用し、歩行時のアクセント足しに有効。タウンユースにちょうどいいグリップを備えているので、快適な歩行をサポートしてくれます。 ダイヤモンドテクスチャーのラバーコーティングが、爪先の保護とともに立体感を構築。シンプルなスニーカーと言えど、目を引く存在感を発揮します。 洗練されたモードな印象のブラックスニーカーは、パイピングのブルーが爽やかな清涼感をアピールし、重厚感を緩和。適度なぽってり感もインパクトを後押しします。キレイめなボトムスとも好相性。 男らしさ香るブラウンは、パイピングとシューレースに旬なカフェカラーを採用。ミリタリーやデニムと相性のいいマッシブさを示す中、ブラックのラバーが引き締めてくれるので、野暮ったさは皆無。シックな印象に留めてくれます。 Photo:Naoto Otsubo Styling:Takahiro Takashio Text:Hayato Hosoya