今年はアブラゼミが300個超でトップ独走!狙い目は「親林楽園」と「子どもの広場」、モリコロパークで“セミの抜け殻”総選挙『AKT73総選挙』が実施中
愛知県長久手市『モリコロパーク』内の「もりの学舎」にて、ユニークな総選挙が実施されています。選挙に参加しているのは、園内の“セミの抜け殻”たち。 「もりの学舎」で行われているのは、来園者が園内で見つけたセミの抜け殻を展示するイベント。アブラゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシの頭文字とセミの語呂合わせから、「AKT73総選挙」と名付けられ、今年で10年目の開催を迎えます。
「もりの学舎」の水谷さんによると、「AKT73総選挙」開催のキッカケは、長久手市の周辺地域から広がっていたクマゼミの繁殖。モリコロパークでクマゼミが繁殖する時期を知るべく、セミの抜け殻を見つけるために行われたのが本イベントの始まりだったといいます。また、来園者にセミの抜け殻を探してもらうことで、モリコロパークの自然に興味を持ってほしいという思いも込められています。 今年の「AKT73総選挙」は7月1日から実施、選挙終了日は“ツクツクボウシの鳴き声が聞こえなくなるまで”を予定。水谷さんによると、毎年300~400個の抜け殻が集まるそうで、6月下旬からニイニイゼミ、7月中旬からアブラゼミ、8月後半からツクツクボウシの抜け殻が見つかり始めるといいます。
今年の集計傾向を水谷さんに伺ったところ、2024年は、セミの鳴き始めが例年より少し遅く感じ、7月中旬以降からアブラゼミの抜け殻が増え始めたそう。 投票状況は8月16日時点で、アブラゼミが331個、ニイニイゼミが122個、クマゼミが4個、ツクツクボウシが4個、ヒグラシが0個。アブラゼミがトップを独走しており、水谷さんは「クマゼミも鳴き声はよく聞くので、もう少し抜け殻が見つかってもいいのではないか」と話します。 ちなみに、水谷さんによるとモリコロパーク内でセミの抜け殻を探しやすいエリアは、もりの学舎周辺の「親林楽園」と「子どもの広場」。見つけた抜け殻は「もりの学舎」にて、セミのイラスト入りシールと交換してもらえます。
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