「何もしてあげられなくて…悔しくて」東日本大震災の被災地で出会った少年の言葉が生んだ “インスタントハウス” 能登半島地震
インスタントハウスは、この屋外用だけでなく屋内用の「段ボール製」もあります。 北川教授は地震発生直後にも輪島市に入り、この避難所に「段ボール製10棟」を届けました。組み立ては、避難所の子どもたちととも。 そして今回、屋外用「インスタントハウス」3棟が届けられたのです。 (輪島中学の教諭) 「2時間くらいでこんなに広いものができてびっくりした。窓もあったので家みたいだなと」 屋外用「インスタントハウス」は、一度設置すれば約5年は使えると言います。 名工大では設置支援の基金を立ち上げています。1月15日の段階で屋内用1000棟、屋外用100棟の設置が予定されているということです。 費用は、屋内用が約1万円、屋外用が約15万円。広く支援を呼びかけています。 (名工大・北川教授) 「遮音性が高いので、時には歌を歌ったり楽器を演奏したり、プロジェクターで(動画を)映したりプラスアルファの楽しみ。ここでほっとできる空間として使ってもらえるとうれしい」
CBCテレビ
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