ヤクルト・高津監督、求む!絶対守護神 田口、大西、小沢ら名乗り…人選のキーポイントも明かす
低迷脱却を目指すヤクルト・高津臣吾監督(56)が絶対守護神の降臨を求めた。2年連続の5位に停滞した理由の一つになったのが固定できなかった抑えの存在。来季は「しっかり固めていきたい」と強調し、「非常に大事なポジションなので開幕投手以上に考えることはたくさんある」と腕組みした。 すでに田口、大西、小沢らが名乗りを上げている守護神争奪戦。新外国人・バウマンも加わる争いで判断材料になるのがメンタルと体の強さだ。高津監督は「けがをして外れるようなピッチャーは指名しない。143試合、しっかりベンチに入ってくれる人を指名したい」と人選のキーポイントを明かした。 2年連続のセ・リーグ制覇から2年連続のBクラスに甘んじた指揮官の懸念は「競争することは大事。ちょっとそれが薄れているのが今のチーム状態」。「言葉は悪いですけど蹴落としてでもそのポジションをつかんでいく強いものは必要」。現状を打開するためにサバイバルのガチンコ勝負を指令した。
中日スポーツ