岐阜5施設がPFAS使用・保管 空自基地や各務原市役所など
岐阜県各務原市の水道水の水源地で、国の暫定目標値を上回る有機フッ素化合物(PFAS)が検出された問題を巡り、県と市は26日、周辺の事業所などへのアンケート結果を公表した。航空自衛隊岐阜基地や同市役所を含む5施設で、PFASの使用や保管があったことが分かった。今後、薬剤の種類や使用状況を調査する。 26日に開いた専門家らによる会議で明らかにした。アンケートは井戸水の調査を実施している区域で実施。公共施設や民間の事業所320施設が対象で、214施設から回答を得た。 会議では県や市が、井戸や水路など計54地点で年に2回、水の流れや水質変動を継続してモニタリングする方針も示した。