安保瑠輝也 （C）ORICON NewS inc.

■『RIZIN DECADE』（31日・さいたまスーパーアリーナ） 　朝倉未来軍vs.平本蓮が率いるブラックローズの対抗戦第7試合で、体格に勝るシナ・カリミアンに判定で勝利した安保瑠輝也が、延期となったライアン・ガルシア戦に向けて気持ちを新たにした。 【インタビュー動画】安保瑠輝也「日本の格闘技界のために朝倉未来さんに勝ってほしい」 当初は3部制の『RIZIN DECADE』の海外マーケットに向けた第1部で、ライアン・ガルシアとの対戦が決定した安保だが、ガルシアの負傷により試合が来春に延期となり、急きょ『雷神番外地』に出場した。 　試合はお互いに決定打に欠ける試合となったが、体重で20キロも軽い安保がフットワークを生かして翻弄して完璧な判定勝利。しかし試合の感想については「もっと盛り上げたかったし、倒したかった」と悔しさをにじませた。 　改めてガルシア戦への思いを聞かれ「MMAやるのか、キックをやるのか、いろいろ言われてますけど、世界的なスーパースターと戦って勝つことによって、新しい分でも想像できないような世界の扉が開くと思うんですよ。そのチャンスが巡ってきてるのが安保瑠輝也なので、堂々としておこうと思います」と改めて意気込みを語った。 　試合の時期は「アメリカで中継するファンミオの社長さんから、4月か5月と聞いています。ガルシアが1月に手術をして8週間はあけないといけないので。中止になるかなって自分も半分くらい思ったけど、契約しているので安心してくれっていわています」と説明。 　また、リング上ではマイクを持ち電撃発表された平本蓮vs.朝倉未来戦について「未来さん、僕にサポートできることがあればなんでもやるので」と呼びかけていた。その真意について「日本の格闘技界のために絶対に未来さんに勝ってくれって気持ちがある。この試合が決まった以上、自分と平本との試合については言わない」とサポートを約束した。 　この再戦が行われる来年5月4日の『THE MATCH II』（東京ドーム）と、自身のガルシア戦の時期が近いが、「自分も出られるなら、無理をしてでも東京ドームにも出たいです」と連戦に意欲を示した。