連続テレビ小説『虎に翼』第53回より

　伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』（NHK総合／毎週月曜～土曜8時ほか）の第11週「女子と小人は養い難し？」（第53回）が12日に放送され、寅子（伊藤）が思いがけない人物と再会。しかし微妙な雰囲気になると、ネット上には「どういうこと！？」「あれ？嬉しくなさそう…」などの反響が相次いだ。 【写真】明日の『虎に翼』場面カット　汐見（平埜生成）の自宅で思いがけない人物と再会 　家事審判所と少年審判所の合併の話し合いがまったく進展しない。そんな中でも家庭裁判所設立準備室室長・多岐川（滝藤賢一）には今一つやる気が感じられない。戸惑いながらもできることを模索する寅子は多岐川に直接交渉を試みる。すると多岐川は久藤（沢村一樹）の元に寅子を連れて行き、アメリカのファミリーコートの話を聞かせる。寅子は初めて多岐川の熱意に触れるのだった。 　独自に家事審判所と少年審判所の合併交渉を進めているという多岐川は、寅子にもその場へ同席するよう指示。しかしそれはただの飲み会。拍子抜けする寅子の隣に座っていた室長補佐・汐見（平埜生成）は、飲めない酒を間違って飲んでしまい酔い潰れる。 　多岐川と一緒に汐見を自宅まで送り届けることになった寅子。たどり着いた汐見の自宅玄関には、なぜか多岐川と汐見の表札がかけてある。ご機嫌な多岐川は玄関で「香子ちゃ～んただいま！」と大声で挨拶し「君の愛しの旦那さんが酔い潰れちゃいましたよ～」と呼びかける。 　その後、玄関までお腹を抱えてやってきたのは、かつて明律大学女子部でともに学んだ留学生・崔香淑（ハ・ヨンス）だった。予想しなかった再会に、寅子は呆然としながら「ヒャンちゃん…？」と愛称で呼ぶものの、香淑は深刻な表情で目を逸らす。驚きの展開に、ネット上には「えっえっえっ？」「ヒャンちゃん！？どういうこと！？」といった声が続出。その一方で「あれ？嬉しくなさそう…」「なんでヒャンちゃんは浮かない顔なの…？？」などのコメントや「複雑な事情がありそう」「色々あったんだろうな」といった投稿も集まっていた。