【メンズ】高感度ショップで2024年売れたブランド&2025年注目のブランド
2025年注目のブランド:アンセルム(ANCELLM)
デザイナーの山近和也が2021年春夏シーズンに立ち上げた、日本発のメンズブランド。「視点を変えた経年変化の提案」をテーマに、“経年変化する”という視点から選んだ素材や加工を用いた、熟練の職人の手によるプロダクトを展開。着込んで馴染むことによって生まれる美しい服の表情を、新たな価値観として提案している。 破竹の勢いで人気を獲得している新進気鋭のブランド。入荷後即完売のアイテムが多く、当店でもその人気ぶりをデリバリー毎に感じています。アイテム1点1点の加工の手数の多さ、こだわりの強さは他のブランドにはないもので、国内外のお客様からしっかりと評価をいただいております。新たな経年変化の価値観をどのように提案するのか、2025年も引き続き注目しています。(阪急メンズ大阪 ガラージュ D.エディット 武田凌)
アディッション アデライデ
「アデライデ」の姉妹店で、2002年に東京・表参道にオープン。「希少価値の追求、アートとの融合、ユニセックスとユーティリティ」をキーワードに、新しいムーブメントを作る独創的なブランドを提案し続けている。
2024年売れたブランド:プロトタイプス(Prototypes)
チューリッヒを拠点とするLaura BehamとCallum Pidgeonのファッションデザインデュオによるブランド。デムナ(Demna)が率いる「ヴェトモン(VETEMENTS)」で経験を積み、2021年にプロトタイプスを設立。同年10月にデビューコレクションを発表した。新しい衣服を生産するのではなく、ユーズドやデッドストックの再利用・アップサイクルに重点を置き、一点物のピースを制作することで着用者のアイデンティティを引き出し、個人の表現の自由を奨励することをコンセプトに掲げる。アディッション アデライデは、昨年も「2024年注目のブランド」として選出していた。 何度かこの企画でもピックアップしているブランドですが、今年Yeがショー会場へ駆け付けたことで、一気に知名度が上がったことを実感しました。我々アデライデは彼らのチームと特別な関係にあり、海外からわざわざこのブランドを求めて来店される方も非常に目立ちます。また、一般のお客様のみならず、アーティストやスタイリストの方たちからの反響も熱い。自分たちのやりたいことをやる彼らのクリエイションは衝動的なアート活動に近く、全ての方に理解されるものではないかもしれません。けれども、凝り固まったファッション業界やファッションが今まで背負わされてきた偽りの使命に対して、新世代の価値基準をもたらす勢いを持っています。(アディッション アデライデ マネージャー 沼本博史)