「感銘を受けたと言われました」角田裕毅がアブダビテストで高評価された部分を語る。RB20は「全然すんなり乗れる」「何しててもタイヤが持ちやすい」
Hondaウエルカムプラザ青山(東京都港区)で12月15日、『Honda Racing 2024 SEASON FINALE』が開催され、トークイベント等に登壇したF1チームRBの角田裕毅がメディアへの合同取材に答えた。 【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介! 最終戦アブダビGP後の現地12月10日、レッドブルの現行マシン「RB20」での走行テストを実施した角田。RBと同じくホンダの技術支援を受けて製造されたパワーユニットを搭載していたことで「全然すんなり乗れるなって感じのクルマ」だったという。 一方でRBのマシンとの違いについては「レース周回数走った時のタイヤの持ち方。何が影響してるのかというと、特に高速コーナーで速いコーナーになればなるほど、スライドした分タイヤの減りも増える。高いGで長い期間滑ることになるので。その積み重ねで全然違うので、滑りにくくて何してても結局自動的にタイヤが持ちやすくて安定しやすいなっていうのは感じました」と語った。 また、テスト走行についてのレッドブルのエンジニアからの評価は良かったようで、「特にフィードバックには感銘を受けたと言われました」と角田。「多分レッドブル的にも僕は速さにはあまり問題が無いのは分かってると思うので、逆に多分一番彼らが気にしているのはフィードバックだったり、チーム、クルマの中での振る舞いが未知数なところだと思ったので、そこに集中しながら今までと変わらずにフィードバックしてできるだけ細かいところを伝えるようにしました」と良いアピールができたと振り返った。 構成●THE DIGEST編集部
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