歩道橋解体始まる 南砺・福野小前
南砺市が市道に設けている福野小前の歩道橋で19日、解体工事が始まった。1974(昭和49)年の建設から50年が経過し、老朽化が進んだことに加え、バリアフリーの観点から歩道に変えるためで、22日に橋げたや橋脚部分を切断し、撤去する。 歩道橋は道路をまたぐ橋としては市内唯一で、長さ14メートル、幅1・5メートル、桁下の高さ4・9メートル。児童が通学などで利用してきた。 橋の下には福野中部まちづくり協議会が「50年間ありがとう歩道橋」と書いた掲示板を設け「小学生の頃に毎日歩いてました」「なくなるのはさびしいです」などのメッセージが寄せられた。22日は大型レッカーやトレーラーで撤去工事が行われ、終了まで通行止めとなる。