BTSのSUGA、近日中に警察が召喚調査へ…電動スクーター飲酒運転の疑い
BTS(防弾少年団)のSUGAが飲酒運転と関連し、警察に正式に出席して調査を受ける見通しだ。 11日、警察の関係者によると、ソウル龍山(ヨンサン)警察署は近いうちにSUGAを召喚する予定だ。 警察はSUGAを召喚して、飲酒の経緯と摘発当時の飲酒量、当時乗っていた電動スクーターなどに対して調査する方針だ。 警察は、一人で倒れた状態のSUGAを発見した当時、彼がBTSのメンバーであるということを認知できず、酔った状態だったため、飲酒測定のみをして帰宅させた。現時点で警察はSUGA側に警察調査への出席要請をしてない状態で、時期は今後の調整を通じて確定される見通しだ。 これに先立って、彼は6日夜、ソウル龍山区で飲酒状態のまま電動スクーターを運転し、一人で倒れていたところを警察に摘発された。当時の血中アルコール濃度は免許取り消しレベル(0.08%以上)だったという。 これをうけて7日、所属事務所のBIGHIT MUSICは、初めての公式コメントを通じて「SUGAが飲酒状態で帰宅する際、ヘルメットを着用した状態で電動キックボードに乗った。500mほど移動した後、駐車する際に倒れ、近くにいた警察がアルコール検査をした結果、罰金と免許取り消し処分を受けた」と明かした。 しかし、彼が乗っていたのは電動キックボードではなく、電動スクーターであったと報じられ、防犯カメラの映像まで公開されて、議論が広がった。 警察によると、SUGAが乗っていたのは、韓国では個人型移動装置(PM、最高速度時速25km未満、車体重量30kg未満)に属する電動キックボードではなく、電動スクーター(時速25km以上、最高時速30km)であることがわかった。 電動キックボードの飲酒運転は、行政処分(免許停止あるいは免許取り消しなど)および罰金10万ウォン(約1万円)が科されるが、電動スクーターを飲酒運転した場合、1年以上2年以下の懲役あるいは500万ウォン(約53万円)以上1,000万ウォン(約107万円)以下の罰金刑となる。このため、SUGAは行政処分のほか、刑事処罰を受ける可能性が高くなった。 続いて9日、彼の摘発当時の血中アルコール濃度が、0.2%(泥酔状態)を超えていたと報じられた。 ある韓国メディアによると、警察はSUGAを道路交通法上の飲酒運転の疑いで調査し、彼の血中アルコール濃度が0.227%だったと明かした。 血中アルコール濃度が0.08%から0.2%未満である場合、1年以上2年以下の懲役もしくは500万ウォン以上1,000万ウォン以下の罰金刑となる。しかし、0.2%以上であった場合は、2年以上5年以下の懲役もしくは1,000万ウォン以上2,000万ウォン(約214万円)以下の罰金刑に処される。 SUGAは昨年9月から社会服務要員として代替服務中だ。
ファン・ヘジン