【DeNA】現役ドラフト佐々木千隼“初見殺し”のスライダーで再ブレイク
◇プロ野球 DeNA-阪神 (28日、横浜スタジアム) 現役ドラフトでDeNAに加入した佐々木千隼投手が新天地で輝いています。 「キャリアハイ目指して頑張りたい」16年ドラ1右腕・佐々木千隼が入団会見 かねてよりDeNAに憧れも 佐々木投手は千葉ロッテに2016年ドラフト1位で入団すると、2021年にはリリーフとして54試合登板と結果を残しました。しかし、近年は登板機会が減り昨季オフに現役ドラフトでロッテからDeNAに移籍。今季はここまで20試合に登板し、防御率1.63、3ホールドと安定した成績を記録しています。 佐々木投手の武器について大原投手チーフコーチは「スライダーじゃないですか。データじゃ見にくい特殊球で初見では打つのが難しいボール。千隼が出てきたらスライダーが来るとわかっていて相手バッターが打ちに来るけど打てていない」と佐々木投手の持ち球スライダーを評価しました。 昨季、ロッテでの1軍登板はわずか2試合。今季は20試合投げられていることについて佐々木投手は「与えられた役割を全うするだけだと思いますし、1軍で投げさせてもらっているので充実したシーズンになっています」と笑顔でコメント。 チームは現在4位。3位阪神とのゲーム差は2.5とクライマックスシリーズ進出へ負けられない戦いが続いています。移籍1年目から戦力となっている佐々木投手が上位進出へのラストピースとなれるか注目です。