本職でもレア体験？ 廃止された「国鉄廃線跡のバス専用道」を走れます！ BRTのはしり的路線
参加には大型自動車免許が必須
ジェイアールバス関東は2024年11月16日（土）と翌17日（日）、バス専用道路での運転体験イベントを開催します。専用道路は福島県の白河駅・新白河駅～磐城棚倉駅・祖父岡間を結ぶ路線バス「白棚線」上にありましたが、6月をもって使用停止に。“廃線”となった三森～表郷庁舎前間で行われます。 【激レア標識も】専用道を行くバス 残る「国鉄」の文字 イベントは各日とも、午前10時からと正午からの2回開催されます。募集人数は各回4人（最少催行人数は1人）。車両には大型路線バスタイプ（MT車）が用いられる予定ですが、車両検査などで変更となる場合もあります。 参加代金は税込み5万円。申し込みはJR東日本のショッピングサイト「JRE MALLチケット」で、開催2日前の23時59分まで受け付けています。なお応募は、大型自動車免許（一種・二種）を所持していることが条件です。ジェイアールバス関東は「本職のバスの運転士さんでも『専用道』を運転したことがある人は多くありません。そんな貴重な機会を是非お見逃しなく！」としています。 ちなみに白棚線のルーツは、戦時中に廃止された国鉄の鉄道路線です。長らく廃線跡を活用し、さながらバス高速輸送システム（BRT）のように運行されてきましたが、前出の通り6月をもって、老朽化のため廃止されました。現行路線は並行する国道289号です。
乗りものニュース編集部
