宝塚大劇場で2カ月ぶり公演再開 俳優急死問題の対応焦点
宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)は1日、所属俳優(25)が急死した問題を受け、中止していた本拠地・宝塚大劇場での公演を2カ月ぶりに再開した。同日付で木場健之理事長が辞任し、専務理事の村上浩爾氏が理事長に就任。遺族側との交渉や再発防止策の実施など、今後の対応が焦点となる。 開幕したのは雪組公演「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」「FROZEN HOLIDAY」で、3週間遅れで初日を迎えた。 死亡した俳優が所属していた宙組公演は、同劇場での10月1日以降の全日程を中止。11月25日から予定していた東京宝塚劇場公演も12月14日まで実施を見合わせている。