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「6億6736万円」大谷翔平50-50ホームランボールを上回る「35億円！」ルース着用ユニに識者も驚き…ドジャースvsヤンキースお宝対決はケタ違い

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大谷HRボールが約6億6736万円…坂本や村上の年俸並

　では、ホームランボールはどうなのか。 　大谷の「50-50ホームランボール」のオークションが日本時間23日に終了し、落札価格はホームランボールとして史上最高額となる439万2000ドル(約6億6736万円)となった。これまでの史上最高価格は1998年にマーク・マグワイア(カージナルス)が放った70号ホームランボールで305万4000ドル(当時のレートで約4億4200万円)だったが、こちらを大幅に更新した。 　この金額の大きさを比較すると――2024年のプロ野球で日本人年俸トップと言われている読売ジャイアンツ坂本勇人、ヤクルトスワローズ村上宗隆の年俸(共に推定6億円)が払えてしまう金額だ。またMLB公式球が定価2640円なので、大谷のホームランボール1つで25万2789個買えてしまう。もっと言えば年末ジャンボ宝くじの1等賞金が7億円なので、ほぼボール1個分の価値となる。 　正直なところ、この50-50ボールはファンが返却して、野球殿堂のあるクーパーズタウンへ向かって欲しかったが、どんな方がどんな目的でこのボールを落札されたのかは、気になるところだ。 　ではジャッジの最高額のホームランボールは、どのホームランでいかほどの金額なのか。 　それは2022年のア・リーグ新記録62号で、150万ドル(当時約2億1000万円)と高額で落札されている。今回の大谷のホームランボールに越されたものの、マグワイアに次ぐ歴代3位の記録となっている。

ルースの“予告HRユニ”の落札金額が35億円

　実使用ユニフォーム、そしてホームランボールでもドジャースと大谷に軍配が上がったのだが――過去のスポーツメモラビリア史上最高価格はヤンキースが“ケタ違い”の数字を叩き出している。 　それは、ベーブ・ルースの実使用ユニフォームである。 　1932年、シカゴ・カブスとのワールドシリーズ第3戦に着用したとされるビジター用のユニフォームで、5回表にセンター方向に向かって指差し、その通り予告ホームランを打ったとされている(当時はテレビ中継がなかったため、本当に予告ホームランの仕草だったかは今も論争中なのだが……)。 　それまでのスポーツメモラビリアの最高値は、2022年8月に1260万ドル(当時約17億5000万円)で落札されたヤンキースのミッキー・マントル氏のベースボールカード。それをルースの着用ユニフォームが今年8月に更新し、2412万ドル(約35億円)となっている。 　この金額を見た後だと、大谷の実使用ユニフォームやホームランボールはまだ安いのかと錯覚してしまうが――ワールドシリーズで大谷、ジャッジがホームランを放った際のユニフォームが、将来どのようになっているのかも楽しみにしたい。 〈大谷・由伸ドジャースvsヤンキース特集:つづく〉

（「メジャーリーグPRESS」Aki = 文）

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