【池袋グルメ】赤身肉の破壊的ウマさに悶絶!池袋にある札幌の名店『札幌牛亭』の絶品ハンバーグとは?
丸い鉄板の中央に、切れ目が入った楕円形のハンバーグが鎮座。周りにかけられたソースがマグマのようにジュウジュウ&グツグツと煮えたぎり、周囲に飛び散る勢いです。あわてて紙エプロンを装着しました。 少しソースが落ち着いてから、お箸でハンバーグを1切れつまんでみます。写真のとおり、お肉の断面はかなり赤いレア状態。この赤身加減に少し驚くかもしれませんが、『札幌牛亭』のハンバーグの美味しさはこの赤身にこそあります。
このハンバーグは、厳選した牛肉を丁寧に挽いており、つなぎも下味もなし。さらに赤身の美味しさを存分に楽しんでもらうため、お肉が最高のパフォーマンスを発揮するミディアムで提供するのがならわし。その肉は、まるでステーキに近い肉々しさ。つなぎの玉ねぎなどもないので、味覚中枢にダイレクトに牛肉の旨さが伝わってきます。
そして、このハンバーグをさらに美味しくしているのが、秘伝の自家製ソース。野菜をベースにしてじっくり煮込み、ガーリックとブラックペッパーを効かせたこのソースがまた最高にウマい。
赤身肉のトロッとした部分と、しっかり焼かれたこんがり部分の食感のコントラストと、肉そのものの芳醇な旨味。そこに、にんにくと胡椒のパンチが効いた秘伝のソースが絡まり合って……もう最高です。 そして、このハンバーグ、ライスとの相性が良すぎるのも魅力。ハンバーグをライスの上にのせて一緒に食べるのはもちろんのこと、ハンバーグをライスにバウンドさせて、ソース味でごはんをかっこむのも至福です。
というわけで、『札幌牛亭』のハンバーグの赤身肉の破壊力は異常。さすが、ハンバーグのレベルが高い池袋で愛されているのも納得の味わいでした。
●SHOP INFO 札幌牛亭 南池袋店 住:東京都豊島区南池袋2-14-5 鈴木ビルB1 TEL:03-6280-5670 営:平日ランチ11:00~14:00、ディナー17:30~22:00 土日祝ランチ11:00~16:00、ディナー17:30~22:00 休:無休
撮影・文◎土原亜子