アーセナルがソシエダMF久保建英ではなく韓国代表FW獲得に関心?「アジア市場で大きな影響を…」「交渉に応じる用意はある」
イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、レアル・ソシエダに所属するMF久保建英獲得に関心を示していると報じられていた。しかし、今冬の移籍市場においてアーセナルは久保ではなくパリ・サンジェルマンに所属する韓国代表FWイ・ガンイン獲得を検討しているようだ。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 エースのイングランド代表FWブカヨ・サカがハムストリングの負傷によって手術を受けたことにより、長期離脱が決まったことから右ウイングの層が不安視されているアーセナル。 20節のブライトンとの試合では、17歳のイーサン・ヌワネリがサカの代わりに出場していたものの、試合後ヌワネリもハムストリングを負傷してしまった。チームを率いるミケル・アルテタ監督は、ヌワネリが負傷の影響で数週間欠場すると伝えている。 そんな中でクラブが目をつけているのが、これまで獲得に関心を示していると伝えられていた久保ではなく、PSGに所属するイ・ガンインのようだ。米メディア『The Athletic』は、「候補に挙がっている選手の1人はPSG所属の韓国人フォワード、イ・ガンインだ。23歳の彼はルイス・エンリケ監督の下で定期的にプレーしているにもかかわらず、PSG退団の選択肢を検討している。彼は新たな挑戦に前向きだ」と、本人も移籍に前向きだと言及。 一方で、「PSGは積極的に売却を検討しておらず、ピッチ内外での彼を高く評価している。彼はアジア市場において大きな影響力を持っている。どのような契約でも、23年にマジョルカから彼を獲得した際に支払った2200万ユーロ(約35億円)の2倍以上が必要となる」と、PSG側の意向と同選手の移籍に必要な金額についても伝えていた。 そして、「今季リーグ1で16試合に出場し6ゴールを決めているイ・ガンインはアーセナルではよく知られている選手だ。しかし、現在の移籍金は高すぎる。もっとも、PSGが買い取りオプション付きのローン移籍を検討するのであれば、アーセナルも交渉に応じる用意があるかもしれない」と、ローン移籍なら移籍が実現する可能性があると強調している。
フットボールチャンネル編集部