古市憲寿氏、公職選挙法「時代に合っていない」SNS運用は「普通の感覚からすると分からない」
社会学者の古市憲寿氏が28日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に生出演。兵庫県知事選で再選されたばかりの斎藤元彦知事(47)に「公職選挙法違反疑惑」が浮上している問題について言及した。 【写真】会見する奥見司弁護士 斎藤氏の代理人を務める奥見司弁護士は27日、神戸市内で記者会見を開いた。奥見氏によると、斎藤氏が再選を目指すにあたり、ボランティアを募集したところ、経営者夫婦が名乗りを上げた。斎藤氏は9月29日に会社を訪問。さまざまな提案を受けたという。 古市氏は「自分からウキウキしてコラムに書いちゃうくらい、その方の認識では法律に抵触するとは思わなかった。それはもちろん問題なんですが」とした上で「今の公職選挙法がネット時代に合っていないことも問題」とした。 「ある程度政治は知っていても、がっつり選挙に関わっていない人からすると『これもダメなの?』と。ポスターはお金払っても良くてSNSはだめっていうのは、普通の感覚からすると分からない」とした。 続けて「公職選挙法が明らかに時代に合っていなくて、ネット選挙が始まってから10年がたつのに、10年間あまり大した整理をせずに対応してこなかった公職選挙法の問題でもある」と主張した。