【一覧表】資産1億円超の「富裕層」はどれくらいいる?今の日本でお金持ちが増え続ける理由を深堀り
現役ファイナンシャルアドバイザーが出会った「富裕層」の特徴
前章までは、富裕層の割合や彼らの共通点についてお話してきました。 ここからは実際に筆者が前職で出会った富裕層の特徴を確認していきます。 ●人は見た目では分からない 見た目の特徴として、すれ違うだけでは富裕層とは判断できない方も多くいらっしゃいました。 たとえばファストファッションを好み、ブランド物などを身に着けられない方も。 華やかな世界をイメージしがちですが、地味に生活をされている方が決して少なくないのも特徴といえるでしょう。 見た目ばかり気にして、「散財」していると本物の「富裕層」にはなれないかもしれません。 ●お金も人望も味方につけている 出会ってきた「富裕層」の方は、周りに味方も多かった気がします。 お金にも好かれているかもしれませんが、人も引き付ける魅力が溢れているのかもしれません。 富裕層の方は相続により、富裕層になられた方もいますが、自身の力で「財」を築いた方も多いです。 そういった方には、特になぜか人を惹きつける魅力があったように思います。 今は昔と違って、資産運用などお金に対する考え方が多様化しています。資産運用はもちろんリスクはありますが、うまくいけば大きく資産を増やせる可能性もあります。 若ければ若いほど時間を味方につけることで、将来大きな財を築くことができるかもしれません。自分自身が働くだけでなく、お金にも働いてもらい将来富裕層に近づくことができたら良いですね。
【参考】世帯年収1500万円の割合は全体の2.4%、年齢層は?
株式会社博報堂「新富裕層“インカムリッチ”生活者調査」レポート」によると、世帯年収1500万円以上の割合は、全体の2.4%でした。 ちなみに、構成比率が最も多いのは男女ともに40歳代。40歳代といえば、収入のピークともいわれる世代です。 稼げるときに稼ぎ、その後はお金に働いてもらうという意識をもつ……そうした富裕層の考え方で取り入れられる部分を自身の生活にいかすのもよいでしょう。