タイのコーラルラウンジ、中部空港に25年4月新設 国外初進出
空港ラウンジ「コーラルラウンジ」を運営するコーラルグループ(本社・タイ)は、同社初の国外ラウンジを中部空港(セントレア)に開設する。オープンは2025年4月1日で、日本市場に進出する。 【写真】中部空港の独立系ラウンジ 「コーラル・ファイネスト・ビジネスクラス・ラウンジ」は、第1ターミナル(T1)国際線出発制限エリアに設ける。開設当初の広さは271平方メートルで、2026年1月には約3倍のおよそ816平方メートルへの拡張を計画する。利用対象者やサービス内容、営業時間など詳細は後日発表する。 コーラルグループは2008年に設立。本社はタイ・プーケットで、国内ではプーケット、ハートヤイ、ドンムアン、スワンナプーム、チェンマイ、チェンライ、ウドーンターニーの7空港で16ラウンジを運営する。タイ国外でのラウンジ運営は、中部空港が初となる。 中部空港T1の制限エリアにはラウンジが5カ所あり、このうち国際線は4カ所、国内線が1カ所。国際線のうち3カ所は航空会社ラウンジで、2023年5月には航空会社や空港が運営しない独立系のラウンジとして、香港の「プラザ・プレミアム・ラウンジ」が有料ラウンジをオープンした。
Yusuke KOHASE