ベーシック継続の2024年秋冬だけれど(2024年6月24日号)
「プランク プロジェクト」に勢いを感じた
本橋:そういう意味では「プランク プロジェクト(PRANK PROJECT)」は「お客さんが新しいものを求めているし、私たちはその一歩先を行こう」という勢いを感じました。暖冬ですが、8~9月から防寒衣料を打ち出す計画で、「ファッションに気温は関係ない」という思い切りがいい。ファンがブランドに求めているものが見えているから強いんでしょう。ベーシックだけれど、どのアイテムにもブランドらしいひねりが効いていて、ステ品番ナシでした。
五十君:そういう勢いは「アメリ(AMERI)」でも毎回感じますし、「カレンソロジー」もベーシックながら“らしさ”があって、スタイリングや空間演出も含めてオシャレでした。“ベーシック”は作り手・売り手の提案力が問われますね。