さらなる発展へ決意新たに 愛商連が創立60周年記念式典
愛知県商店街振興組合連合会(愛商連、事務局=名古屋市中村区)は14日、名古屋市内のホテルで創立60周年記念式典を開催した。愛知県の大村秀章知事や中部経済産業局の寺村英信局長、全国商店街振興組合連合会の山田昇理事長、名古屋市の中田英雄副市長らを来賓に招き、県内の商店街関係者ら約150人が出席し、節目を祝った。 愛商連の坪井明治理事長は出席者に感謝の意を述べた上で「商店街はこれまで幾多の難題に直面した時も、地域の公共団体として、また地域コミュニティーの核として、祭りや伝統文化を継承するとともに、地域で暮らす人々にさまざまな商品やサービスはもとより、安心安全を提供することを使命とし、日々地域に貢献してきた」と強調。 「60周年を迎える本年を契機に決意を新たにして、地域住民が暮らしやすい、住みやすいまちづくりに向けて、商店街振興組合のさらなる発展と組織強化に一丸となって取り組む」と語り、出席者に協力を呼びかけた。 式典では、役員功労者等表彰が行われたほか、高圧ガス保安協会会長の近藤賢二氏を招き、「日本企業の進むべき道」をテーマに記念講演を開催。その後の記念祝賀会では参加者同士が交流を深めた。