新庄監督「とにかく一目ぼれ!」日本ハムが台湾MVP右腕と契約 侍Jに7回途中1失点の実績
プロ野球・日本ハムが20日、台湾の古林睿煬 (グーリン・ルェヤン)投手と契約を結んだと発表しました。 2025年も続投を表明した日本ハム・新庄剛志監督 古林投手は台湾の統一ライオンズ出身で184センチ、24歳の右投げ投手。今季は21試合の先発で10勝2敗、防御率1.66をマークしシーズンのMVPに輝きました。 23年にはチャイニーズ・タイペイ代表として、アジアプロ野球チャンピオンシップにも出場。日本戦に先発登板し、6回1アウトまでパーフェクトに抑えるなど7回途中被安打3、1失点と好投しました。 古林投手は球団を通じてコメントを発表。「まずは北海道日本ハムファイターズに声をかけていただいた事に感謝します。ファイターズに入団することと、日本プロ野球でプレーできることをとても光栄に思います。ファイターズは良い選手がたくさん集まっているし、私が好きな選手もいます。とにかく1日も早く皆さんに会って、野球の話がしたいです。これからさらにレベルアップして、チームに貢献できるように頑張っていきます」と意気込みを語りました。 台湾に足を運んで古林投手を視察していた栗山英樹CBOは、「ストレートの魅力はもちろんのこと、変化球の精度はここからさらに洗練されるはずで、今後の伸び代を強く感じています」と評価。 新庄剛志監督も「今年から本格的にルェヤンを意識し始めたけど、とにかく、一目ぼれ!これは素晴らしい投手だと思いました。優しい顔をしているのに、度胸満点だものね。これまでは『台湾を代表するピッチャー』だったかもしれないけど、これからは『世界で通用するピッチャー』になっていきますよ」と期待を寄せています。