高宮まりのほんわかキャラは開幕前から爆発!トップ数目標が「5回…7回…8回!」と増加/麻雀・Mリーグ
カメラに映っていなくても、KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)の天然キャラは健在だ。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」2024-25シーズンの目標について聞くと、最初は「トップ5回」と語ったものの、最終的には「8回」まで急上昇。縁起が良いとされる「8」は「大切にしている数字」と語る高宮が幸運を味方にし、チームに勝利を持ち帰る女神となる。 【映像】ファンに大好評!高宮まりのヘアスタイル ―昨期はどんなシーズンだったか。 高宮まり(以下、高宮) 自分としては好調のきっかけを掴みにくいシーズンでした。チーム事情も悪くなかったので、いろいろな選択が増えてきたのかなというところでした。 ―スタイルチェンジを始めた頃に比べ、戦い方は落ち着いてきた。 高宮 落ち着いてきたし、スタイルチェンジが板についてきたかなと思うのですが、昨シーズンに関しては(良い)着順が取り切れなかった。3着がすごく多かった。うれしい3着もあれば、トップ争いをしていて3位に落ちてしまったという悔しいのもあります。たまたま4着もトップも少なくて、3着が多かった。もっと積極的にトップが取れるような選択ができるようになれればと思います。 ―戦い方について、Mリーグ全体の変化はどう感じているか。 高宮 BEASTさんの参戦で、やっぱりみんなの攻めの姿勢が強くなったと思います。比較的、最初の頃は守備寄りの選択が多かったようにも思えますが、リーチ率や放銃率も上がっていった印象があります。 ―そういう傾向は、自分としては戦いやすいか。 高宮 自分は手数が多い方なので「負けないぞ」という感じですかね。 ―新しく入る2人との対戦経験は。 高宮 対戦経験はほぼないですね。竹内(元太)さんに関しては全くないかな。トークに関してはとても面白いです。麻雀に関してはどうかな…屈強な城というイメージ(笑)。浅井(堂岐)さんはどこかで打ったことがある気がします。お二人とも見た目からしても強靭だし、麻雀も隙がないようなイメージはありますね。オーソドックス(な打ち方)は極めているという印象。手強い相手だなと思っています。 ―対戦してみたいという気持ちは。 高宮 うーん…そう言われるとどうですかね(笑)。皆さん強いですが、さらに強い選手が増えたなということで楽しみですね。 ―ユニフォームがだいぶ変わった。 高宮 最初はピンクが入っていたんですけど、「これはサクラナイツさんではないか…?」という意見もあってカラーリングは当初よりシンプルになったのかな?。新しいカラーリングがとてもいいかなと思っています。どのチームとも被っていない気がしますし。 ―YouTube「エガちゃんねる」に出演した。Mリーグではネタを披露したことも。 高宮 「(動画を)見ました」と言ってくださる方も多いですし、麻雀自体はすごく真剣に取り組んでいますが、それ以外のところではポップなこと、(Mリーグを視聴してくれるための)とっかかりになるようなことができたらと思っています。 最近は著名人の方がYouTubeでコラボしてくださるんです。最初の頃は年に1回か2回あるかなというくらいだったのですが、どんどん増えてきて、いろいろな層から注目していただいていると思います。「麻雀に興味がなかったけれど、番組は見ています」という方もすごく増えています。今年の年明けには「プロ野球 新春麻雀交流戦」もありましたし「プロ野球選手も麻雀するんだ…!」という驚きがありました。新鮮でしたね。 ―開幕に向けてどのような準備をしているか。 高宮 基礎の部分から細かい修正をしています。練習会ではチームの方針を確認するということをやっています。 ―個人的な目標設定については。 高宮 トップは5回以上。多分22、3回くらい打つと思うので。去年は少し少なかったんですよ。トップ5回を早めに達成して、そこからさらに増やしたいと思います…でも、5回だと4分の1に達していないですね。じゃあ、7回にしようかな(笑)。いや、やっぱりトップ8回!私は8という数字が好きなので。ただ、8回だとだいたい3分の1になりますね、強すぎますね(笑)。 ―8はなぜ好きか。 高宮 うーん…。縁起が良い。(横に向けたら)エタニティ?(笑)。リストバンドの下にずっとつけているコードブレスがあるのですが、そこにも「8」が刻まれています。女流桜花で初めて昇級した時に記念として買ったものなのですが、ずっと付けているんです。8は大切にしている数字ですし、思い入れがあります。 ―ヘアスタイルについて、こだわりや気にしている点について。 高宮 女性ファンの方が、私のヘアスタイルやアクセサリーを見て喜んでくださるんです。そういう意味では、女子受けを意識しているかな。今風というか、渋すぎない感じになれたらいいなと思っています。 ―アクセサリーや髪型に大きな反響があるが、自分の趣味でやっている部分もあるか。 高宮 反響を目にして「じゃあ次はこういうのをやってみようかな」というのはあります。髪型とかアクセサリーの話題で声をかけてくださる女性の方が多いんです。自分でもどちらかというとアイドルの方などを見て「こういうのもあるんだ」と思うことがあるのでうれしいですね。 ―TOKYO DOME CITY HALLでパブリックビューイングが行われた時に、高宮選手が役満をテンパイして、すごく盛り上がった。 高宮 ああ、あれはアガりたかったですね!本当に麻雀はこれまでやるのも見るのも1人でしたが、最近はお友達同士で見てくれる方が多いんです。他にもご夫婦だったり恋人同士だったり、家族でも「見ています」と言ってくれる。パブリックビューイングのお陰で、集まって応援してくれる方がとても増えたなというイメージです。 Mリーグの広がり方としても「人と人が繋がっていく」印象があります。女性ファンもすごく増えました。年齢層も幅広い。友達が麻雀好きで、ルールを知らなくても一緒に見て麻雀を楽しんでくれている、という方もいる。(麻雀観戦への)ハードルや敷居は徐々になくなってきていると感じています。 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部