軽井沢、美しい紅葉とともに巡りたい美術館 3選
昨年発表された「ウォーターフォール・オン・カラーズ」など館内には初期の貴重な作品から近作までが展示されている。 軽井沢千住博美術館 住所/長野県北佐久郡軽井沢町長倉815 開館時間/9:30~17:00 (入館は16:30まで) 休館日/火曜日(祝日の場合、GW、7月~9月は開館)、12月26日~2月末日は冬期休館 ※展示替えによる臨時休館あり。公式サイトをご確認ください。
ペイネ美術館
1986年軽井沢タリアセン内の塩沢湖のほとりに開館した、フランス人の画家・イラストレーター、レイモン・ペイネの作品を展示するペイネ美術館。現在は「恋人たちの住む村」展を開催していて、ペイネが住んでいたコートダジュールの東部にあるビオットという村の紹介を中心に展覧会が行われている。
ペイネ美術館の建物は日本の近代建築に多大な影響をもたらした、アントニン・レーモンドの作品「夏の家」。もともとレーモンドが自身が夏の間を過ごす別荘兼事務所として1933年に手掛けたもので、美術館の開館時に軽井沢町内の別の場所から移築された。この建物が2023年9月25日に国の重要文化財に指定され、11月23日まではそれを記念した展覧会「アントニン・レーモンド夏の家展」が同建物内で開催中。
期間中はペイネ作品を展示する「恋人たちの住む村」展は11月23日までは同じく軽井沢タリアセン内にある登録有形文化財である旧朝吹山荘「睡鳩荘」にて開催。この建物もW.M.ヴォーリズ設計が昭和初期に設計した別荘で建物だけでも見ごたえ満載のスポットになっている。 ※11月25日以降はアントニン・レーモンド「夏の家」の建物内にて「恋人たちの住む村」展を開催。 ペイネ美術館 住所/長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉217 開館時間/9:00~17:00(12月、1月は10:00~16:00) 休館日/公式サイトをご確認ください。