次世代スターは誰だ! パ・リーグの有望株投手(4)楽天編
プロ野球は、球春到来を目前に控えている。春季キャンプでは、2024年シーズンに向けた熾烈な争いが本格化。大きな期待を寄せる若手有望株たちにとっては、絶好のアピールの場いえるだろう。ここでは、ブレイク目前とも評されるパシフィック・リーグの投手を各球団から紹介する。
松井友飛(楽天)
投打:右投右打 身長/体重:190cm/87kg 生年月日:1999年10月11日 経歴:穴水高 - 金沢学院大 ドラフト:2021年ドラフト5位 2023年シーズンにプロ初勝利を記録した東北楽天ゴールデンイーグルスの松井友飛も、さらなる飛躍が期待されている。 金沢学院大学では1年秋から最優秀防御率とベストナインに輝くなど、早い段階から実績を残した松井。その後もエースとして活躍を続け、楽天からドラフト5位指名を受けた。 ルーキーイヤーから一軍デビューを果たすと、二軍では6勝1敗、防御率1.17と圧巻の数字。ファーム日本選手権では先発として6回2失点の好投を披露し、チームをファーム日本一に導いた。 プロ2年目の2023年には、5月にプロ初勝利を記録。しかし、その後は勝ち星を伸ばせず、一軍では6試合登板(3先発)にとどまった。 2024年は、守護神・松井裕樹のメジャー移籍に伴い、エースの則本昂大がクローザーに転向する予定。先発陣が手薄となるだけに、松井をはじめ若手にかけられる期待は大きいだろう。
ベースボールチャンネル編集部