復興進む被災地駆け抜ける 陸前高田「奇跡の一本松マラソン」
東日本大震災後に続いた「陸前高田復興応援ありがとうマラソン」の後継大会「奇跡の一本松マラソン」(実行委主催)は8日、陸前高田市高田町の夢アリーナたかたを発着点に初めて開かれた。全国から集まった千人超のランナーが、復興が進む被災地の様子を感じながらゴールを目指した。 ハーフ、3・2キロ、1キロ、順位を競わないエンジョイラン(3・2キロ)に全国から1039人がエントリー。ランナーは沿道からの声援を力に変え、中心市街地や奇跡の一本松のそば、高田松原運動公園周辺などを駆け抜けた。 実行委によると、来年以降は雪や路面凍結による転倒リスクを減らすため、12月の第1日曜日に開催する予定。