インド卸売物価、10月は前年比+2.36% 4カ月ぶり高水準
[ニューデリー 14日 ロイター] - インド政府が14日発表した10月の卸売物価指数は前年同月比2.36%上昇と、4カ月ぶりの高い伸びだった。 ロイターがまとめたエコノミスト予想は2.2%上昇、9月は1.84%上昇だった。 食品価格の上昇率が前年比11.6%と前月の9.5%から加速したことが押し上げ要因で、特に野菜は63%上昇と同48.7%から大幅に加速した。 穀物は7.9%上昇(前月は8.1%上昇)、工業品は1.5%上昇(同1%上昇)だった。 燃料・電力は5.8%下落。前月は4%下落だった。 小売り物価上昇率の過去12カ月の平均は5%だが、天候の影響で野菜や穀物、その他生活必需食品の価格が上昇し、食品全体の価格上昇率は8%超で推移している。