任天堂、音楽配信サービス「Nintendo Music」スタート。スマホでいつでもゲーム音楽
任天堂は、音楽配信サービス「Nintendo Music」を本日10月31日に開始した。 【画面】実際に楽曲を再生しているところ Nintendo Musicはスマートフォンで楽しめる音楽配信サービスで、マリオやゼルダ、スプラトゥーン、どうぶつの森など、任天堂のゲーム音楽を再生できることが特徴。App StoreとGoogle Playで再生アプリが配信されている。なお、CarPlayとAndroid Autoには対応していない。 Nintendo Musicの利用には、Nintendo Switch Onlineへの加入が必要となる。Nintendo Switch Onlineは個人向け通常プランの場合、1ヶ月の料金は306円、年間払いの場合は2,400円。そのほか追加パックプランも用意されている。なお同サービスは7日間の無料体験も行える。 ゲームソフトから楽曲を選ぶことができることはもちろん、「キャラクターごとの曲」や「リラックスできる曲」「バトル中の曲」などのプレイリストを用意。自分のお気に入りを集めたプレイリストを作成することも可能だ。楽曲はファミコンからNintendo Switchまで、様々なハードのタイトルが配信されており、本日時点で22のゲームタイトルの楽曲を聴くことができる。今後も配信タイトルは追加される予定だ。 音楽再生時には、楽曲に関連したゲームの画面写真を表示。「ゲームソフトのネタバレ防止」機能も用意しており、アプリ内の設定でソフトを登録しておくと、そのソフトに含まれる曲の表示・再生を制限できるなど、ゲーム音楽ならではの配慮も行われている。 「ながさチェンジ」機能もユニークな機能だ。「15分・30分・60分」の中から長さを設定でき、設定した時間のあいだ、「ゲーム中のBGMのように途切れることなく音楽が流れ続ける」という。ただし、対象はながさチェンジ機能に対応した楽曲に限られる。 音質は「高音質」「バランス」「データ節約」の3種類から選択できる。サポートサイトを見ると、コーデックは書かれていないが、ビットレートは高音質が約320kbps、バランスが約192kbps、データ節約が約64kbpsと記載されている。モバイルデータ通信、Wi-Fiそれぞれでデフォルト設定を変更できる。なお、楽曲をスマホ本体にダウンロードして再生することももちろん可能だ。
PHILE WEB編集部