九州大の法科大学院、伊都キャンパスに2027年度移転…法学部や図書館と一体運用「利点が多い」
九州大は21日、福岡市中央区六本松の複合商業施設に入居していた法科大学院を、2027年度に同大伊都キャンパス(同市西区)へ移転させると発表した。 【写真】空から見た九州大学伊都キャンパス
法科大学院は17年9月に同大六本松キャンパス跡地となる同施設に移転。周囲に福岡高裁、地裁、検察庁、弁護士会館があり、実践的な授業に力を入れてきた。
同大によると、伊都キャンパスで法学部や図書館などと一体で運用した方が、「学生にとって利点が多い」と判断。賃貸契約が終了するのを機に、移転を決定したという。
同大は「法曹関係者をはじめ、多くの方々のこれまでの支援に感謝し、さらなる飛躍に向けて法曹の養成を行っていく」とコメントを出した。