新日本KOPW2024保持者グレート-O-カーンがスターダムに登場「このタイトルは男と女がベルトを懸けて闘うことができる」
スターダムのビッグマッチ『STARDOM NAGOYA GOLDEN FIGHT 2024』10.5 愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)大会の第3試合終了後、『Historic X-over Ⅱ ~新日本プロレス×STARDOM』11.17 エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場大会の第1弾カードが発表され、ミクスドタッグマッチ、ザック・セイバーJr.&舞華と、エル・デスペラード&スターライト・キッドが決定した。ザックと舞華はTAKAみちのくという共通点があり、デスぺはキッドのことを「可愛い妹」として認めており、キッドもデスペとのタッグを熱望していただけに、新日本とスターダムのハイスピーダーによるドリームタッグが実現する。 【スターダムPHOTO】岩谷麻優、上谷沙弥、中野たむ、スターライト・キッド…リングを華やかに彩る美女戦士の厳選フォトを一挙公開! この発表に場内が沸く中、新日本プロレスのグレート-O-カーンのテーマ曲が流れ、KOPWのベルトを持ったオーカーンが、スターダムのリングに登場。オーカーンは「ひれ伏せスターダムの愚民ども! 今宵この余が、プロレスキャリア最大のチャンスを恵みに来てやった。11月17日、エディオンアリーナ大阪のクロスオーバー、そこでこのKOPWを懸けて、スターダムの女と闘ってやるよ、オイ。このKOPWは世界でイチバン自由なベルトだ。男と女がベルトを懸けて闘うことができる。ルールも自由だ。そうだな、たとえば女だけ武器を使ってもいいぞ。女だけ多人数タッグを組んでもいいぞ? なぁ、どんなルールでこようが、この余が女ごときに負けるわけはねーがな! それでもだ、歴史に名を残したい者は名乗りをあげろ。ただしプロレスキャリア最大の痛みと屈辱を味わうことになるがな!」と上から目線でスターダムの選手と観客を挑発した。 KOPW王座は2020年にオカダ・カズチカ(現AEW)は「プロレスにはいろいろなルールがあって、いろいろ楽しみ方がある」ことを今のファンにもっと知ってもらうために、試合によってルールが変わるタイトルをと新設されたベルト。但し毎年年末まで保持していた選手が、その年の「KOPW」王者として認定され、翌年1.4東京ドーム大会で新たな保持者を決めるという変則的なシステムとなっている。最初はトロフィーだったが、昨年からベルトに変わった。ちなみに王者ではなく保持者、防衛戦ではなく争奪戦という表記が使われるのも特徴的だ。 オーカーンが話していたように「女子が挑戦してはいけない」というルールはなく、保持者が認めればスターダムの選手が争奪戦に挑戦することに問題はなく、もちろん初のハンディキャップマッチという選択肢も排除出来ない。オーカーンがスターダムに乗り込んで来たことにより、今後選手の中からKOPW王座を狙う選手が出てくるのは間違いないだろう。 11.17大阪大会では、前回実現しなかった棚橋弘至&岩谷麻優のエース&アイコンコンビの実現が濃厚な他、10.2東京・後楽園ホール大会で、バレットクラブのWAR DOGSのメンバーであるクラーク・コナーズが、H.A.T.E.のテクラに加担し、なつぽいをスピアでKOしたことで、ファンから非難の嵐を受けた事件もあり、ここの絡みもこの大会に向けて発展していくのか注目していきたい。 文⚫︎どら増田
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