image by: (c)DOLCE&GABBANA

　イタリア・ミラノのドゥオモに隣接する文化施設パラッツォ・レアーレで「ドルチェ＆ガッバーナ（Dolce&Gabbana）」のエキシビション「フロム ザ ハート トゥ ザ ハンズ：ドルチェ＆ガッバーナ（From the Heart to the Hands: Dolce&Gabbana）」が開幕した。日本からはKis-my-ft2で俳優の玉森裕太がオープニングイベントに来場。会期は7月31日まで。 ミラノで行われたイベントに白のスーツ姿で登場した玉森裕太

　エキシビションでは、2012年から12年間にわたって発表してきた一点もののアルタモーダ（＝イタリア語でオートクチュールの意）に焦点を当て、10のテーマに分かれた部屋で貴重なアーカイヴピースを展示。これまでに多くのファッションの展覧会を手掛けてきたフロランス・ミュラー（Florence Muller）がキュレーションを担当した。同展はタイトル通り、イタリア文化への愛や、創業デザイナーの創造プロセス、アイデア、情熱が"ハート"から生まれ、それらが職人たちの"手"仕事によって形作られ、具現化される様子を軸に構成されている。 　ブランドのクリエイションのインスピレーション源である、建築や音楽、イタリアの伝統、オペラといった要素が各部屋のテーマに据えられ、没入的な空間設計や音響演出によって世界観を表現。中でも、ドルチェ＆ガッバーナのアルタ モーダの中核を担うアトリエを忠実に再現した部屋は、テーラーや裁縫師といった職人たちがアルタモーダを制作している様子を間近で見ることができる（毎週金曜11:00-13:00と16:00-18:00の間）。また、プロジェクションマッピングが壁一面に投影され、ルネサンス期のアート作品から着想を得たピースが展示された部屋では、アルタモーダの真髄である職人たちの手仕事による装飾的な作品が並ぶ。 　開幕を記念して4月6日に行われたオープニングイベントには世界中からアルタモーダの顧客や、セレブリティなどが招待された。日本からゲストとして来場した玉森裕太は、展覧会を見て周ったほか、グローバルアンバサダーのNCTドヨンや女優のムン・ガヨン、デザイナーともグリーティングし、特別な一夜に華を添えた。