住友理工 健康関連事業 黒字化へ 25年3月期 発足から10年で 医療保険適用製品が拡大 清水社長インタビュー
自動車向けの防振ゴムなどを製造する住友理工(本社名古屋市)の清水和志社長は、中部経済新聞社の取材に応じ、健康関連製品などを手掛ける、ライフイノベーション事業の損益が2025年3月期に黒字化する見通しになったことを明らかにした。22年に販売を開始した医療保険適用製品の販売が伸びた。前身の健康介護事業の発足から10年で初めての黒字化になる。同事業は健康維持や介護向け製品を主に展開しており、社会貢献の側面が強い。黒字を維持することで、事業の持続的な成長を目指す。