【漫画】冬の主役は「スキー客」。夏は…「牛」!? 夏と冬で別の顔を持つゲレンデを見るたびに冬は夏山が恋しくなり、夏は冬山を恋しく思うのです
『レジャー白書2022』によれば、登山の参加人口は440万人(21年度)。一時のブームから落ち着きを見せたとは言え、今もたいへん多くの方が楽しんでいます。一方、登山を通じて遭遇した出来事や気づいたこと、”あるある”などをブログで発信し、人気を博しているのが主婦のたまごさんです。そのたまごさん、春から秋は登山、冬はスキーで山を楽しんでいるそうで――。 【最終コマ】だからスキーも、ね? * * * * * * * ◆1年を通じて 私は春から秋は登山で、冬はスキーで、1年を通して山遊びを楽しんでいます。 冬に雪山へ向かう登山者も少なくないと思いますが、私の場合、自分のスキル的に無理と判断。山に登るのではなく、あくまでスキー場のゲレンデにて雪山を楽しむようにしています。
◆おかみさんから 私が登山を始めたきっかけにも、実はスキーが関係しています。 「いつも冬に滑っているゲレンデの夏の姿を見てみよう」と、当時のスキー仲間たちと初夏の「苗場山」を登ることに。それが人生初の本格的な登山となったのです。
◆たった3ヶ月で なお「苗場山」登山で使ったのは、新潟県のかぐらスキー場のゲレンデ脇にある登山口から登っていくコースでした。 そこで見た青々しいゲレンデに「スキーシーズンには一面真っ白な雪の斜面だったのに、たった3ヶ月でこんなに姿を変えるなんて…。自然はすごいね!」と、スキー仲間と感心した覚えがあります。
◆冬は夏山が恋しくなり、夏は冬山を恋しく思う 長野県の八方尾根スキー場も「唐松岳」への登山口として多くの登山者に利用されています。 ちなみに唐松岳登山口へはゴンドラ、リフトを乗り継いでスキー場の最上部まで上がっていくのですが、冬にスキー客が滑っていたゲレンデが、夏には牛の放牧地帯に姿を変え、牛がのんびりと草を頬張っている姿をゴンドラから見下ろすことができます。 また、ゴンドラからリフトへの乗り換え場所近くでは、冬に暖を求めて入ったレストハウスが、夏には涼を取る場所として、オープンテラスで営業していたり。 夏と冬で別の顔を持つゲレンデの姿を見ていると、冬は夏山が恋しくなり、夏は冬山を恋しく思うのです。
たまご
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