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　日本では10年前と比べてかなりの数が無くなってしまった「本格的スポーツセダン」。セダン不人気と世界的な電動化も動きも相まっているのか、現状新車で買えるのは日産 スカイライン400Rとスバル WRX S4の2車のみだ。しかし、中古車ならまだまだ球数も多いしお手頃に購入出来るぞ!! 【画像ギャラリー】これは究極の2択じゃん！400Rと限定スカイラインNISMOを写真で比較してみて(28枚) ※本稿は2024年9月のものです 文:伊達軍曹/写真:日産、ベストカー編集部 初出:『ベストカー』2024年10月10日号 ※中古相場や流通数は伊達軍曹氏調べ(2024年8月下旬取材時)

■中古車では400万円前後が中心価格

　現行型日産スカイラインのマイナーチェンジ時に追加された、スカイライン史上最強となる最高出力405psの3L V6直噴ツインターボを搭載するスポーツセダン。7速ATは通常モデルより加速重視の最終減速比になっている。 　●中古車購入ポイントは？ 　V37型スカイライン全体の中古車流通量は450台で、そのうち400Rは約70台。相場は総額320万～640万円と、まずまず上下に幅広い状況だが、中古車として好バランスな物件は400万円前後に集中している。 　これといった弱点はないモデルゆえ、内外装に荒れた雰囲気がなく、かつ整備履歴が普通に充実している個体を選べば、特に問題なく維持できるはず。 　●日産 スカイライン400R(405ps) 　・中古相場:約320万～640万円 ・新車時価格:552.3万～589.9万円 ・年式:2019年～ ・入手しやすさ:★★★★☆ ・中古車オススメ度:★★★★☆