【MLB】ヤンキース・スタントンが少年ファンを激励 メッツ移籍のソトの〝裏切り〟に「我々は大丈夫だ」
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手(35)が男を上げた。 フアン・ソト外野手(26)が、再契約を目指したヤンキースからの7億6000万ドル(約1169億円)のオファーを退け、今月11日(日本時間12日)にプロスポーツ史上最高額の15年総額7億6500万ドル(約1177億円)でメッツと契約を結んだことでヤンキースナインはもちろん、ファンの間では落胆の声が広がっている。 そんな中、18日(同19日)の米メディア「エッセンシャリースポーツ」によると、ソトは元チームメートと連絡を取っていない。その理由はオフに電話がしつこくかかってきたため、電話番号を変更したという。しかし、ソトと親交を深めていたスタントンは最後までソトのチーム復帰を強く望み、これまで「彼には残ってほしい。彼は残るだろう」と公言してきたが、その願いは無残にも打ち砕かれる格好となった。 傷心しているはずのスタントンだが、プエルトリコでの野球教室に参加した際、少年から「ソトがメッツに移籍したことは悲しく思いますか?」と問われると、それを全く表情に出すことはしなかったという。 気丈にもスタントンはこの少年に向け楽観的な反応を示し「彼が我々と一緒にいてほしかったとは思っている。彼がメッツに行ったから悲しいのか? 我々は大丈夫だ」と励ましたため、少年は笑みを浮かべた。 スタントンが少年ファンに対して行った言動は、ソトがいなくても問題ないよと保証しているように捉えた同メディアでは「ソトの裏切りを〝悲しんでいる〟若いファンを安心させるためにスタントンは自身の悲痛を押し殺した」と伝えている。
東スポWEB