【RISE】フライ級王者数島大陸「那須川、塚本、どっちでも来い!」6・15大阪大会で凱旋
立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は15日に「RISEワールドシリーズ2024大阪大会」(エディオンアリーナ大阪第1競技場)を開催する。 地元大阪出身のフライ級(-51・5キロ)王者・数島大陸(りく、21=及川道場)は、2試合連続のタイ人戦となるスドロー・ソージョートンプラシンと戦う。RISEは13日までに数島のインタビューを公開した。 ◇ ◇ ◇ -チャンピオンになって初の凱旋(がいせん)試合。心境は 数島 東京でやってる時とは違う地元大阪での試合ということで、いつも応援に来れない人とかすごい人数の応援が来てくれるのでモチベーションがめちゃめちゃ高いです。 -チャンピオンになって周囲の反響は 数島 ランカーの時とチャンピオンになってからだと、初めての人と格闘技をやっているという話になってRISEのチャンピオンと言うとすごい食いついてきてくれるので、チャンピオンは良いなと思います。 -対戦相手のスドロー選手の映像は見ている 数島 3回くらいは見ました。 -印象は 数島 身長が高いのはプロフィルで分かってたんですけど、結構ガツガツきて振り回してくるタイプなので、自分とめっちゃかみ合いそうです。 -アグレッシブな選手 数島 カウンターを合わせるのが自分の武器の1つでもあるので、ガツガツ来てくれる方が相手の隙も多くなるので、僕としては闘いやすいです。 -2戦連続のタイ人戦ですが、前回の試合と比べると苦手意識は少ない 数島 前回は初めてタイ人の選手と試合をして、しょっぱい試合をしてしまったんですけど、それが良い経験になっているので今回はしっかり自分の動きをします。 -相手の身長が今回も高いのですが「神の左」はさく裂する 数島 神の左をさく裂させたいところなんですけど、最近は神の左が全然降りてこないということで、前回の試合のあと先生(及川会長)から1回、神の左を捨てろと言われたので捨てます。実際に試合をして自分の動きが出たらよみがえってくると思うし、神の左以外にも倒せる技を作ってきているので、1ラウンド目から自分から攻めて倒しに行くので心配しなくても大丈夫です。 -前回、前々回は悪魔の右っていうのもあった 数島 悪魔の右も松本選手との試合の時にはジャブが生きて、悪魔ではないですけど右を出せました。前回は悪魔が全然出なかったので今回は神と悪魔の両方が出るかもしれないですね。 -神と悪魔が両方降臨する 数島 両方降臨したら誰も僕のことを止められないですよ(笑い)。 -同じ日に那須川龍心対塚本望夢の試合があります。この試合については 数島 勝った方と次に闘うということは自分でも分かっているし、2人ともレベルが高い選手なので楽しみな部分はあるんですけど、僕も試合があるのでまずはそっちに集中して、どっちが上がってきてもかかって来いって感じです。 -どちらが勝ち上がるか、どちらと戦いたいとかはない 数島 どちらが来ても攻略できる練習はずっとしてきているので、ほんまにどっちでも来いって感じです。 -勝敗についてはどう予想している 数島 難しいところなんですけど、今回は那須川龍心君が勝つかなと思っています。 -どんな試合内容になると思う 数島 僕の予想では那須川龍心君がテクニックでポイントアウトをして、前回の松本天志君と戦った時みたいに完封するかと思います。 -1階級上のスーパーフライ級のタイトルマッチ(王者・大崎一貴対挑戦者・政所仁)はどの様に見ている 数島 2人ともトップの選手なので接戦になるとは思うんですけど、勝敗的には7対3くらいで政所選手が勝つかなと思います。 -実際に政所選手を練習で体験した時はどうだった 数島 基本の動きももちろんできるんですけど、その中でトリッキーな動きと変則的な動きとしっかり倒せる力もあって、対峙(たいじ)してみて自分の肌で感じて強いなと思いました。そういうのもあって政所選手が勝つんじゃないかなと思っています。 -今回スドロー選手の試合をKOで締めて“あのセリフ”を決めたい 数島 去年は“あのセリフ”を大阪で皆で言うことができませんでした。それがあって数島大陸の試合は締まるので、今年はそこにつながるように試合で魅せてインタビューでもみんなで締めたいと思っています。 -“あのセリフ”の誕生秘話や由来を 数島 昔の僕はめちゃくちゃ泣き虫だったんですよ。1回戦とかですぐ負けてすぐ泣いていて。それでプロになる時にキャッチフレーズが欲しいなと思っていて、泣き虫だった自分をプロになってこれで泣かないようにしようってことで生まれました。 -試合に勝って最後に言えると良いですね 数島 “あのセリフ”を言ったら数島大陸の色になるので、言わなかったら誰やねんって感じなので言いたいですね。