birdが抱く“歌への興味” 「デビュー当時と25年を経た現在の自身」を比べて思うことは?
軽やかに楽しんでもらえたら
birdは、1999年デビューシングル『SOULS (Main)』から25年を記念して、デビュー25周年記念プロジェクト第一弾はオールタイムre-editベストアルバム『25th anniv. re-edit best + SOULS 2024』を9月18日にリリースした。 クリス:これは過去の曲をあらたにエディット、短くしたアルバムなんですね。 bird:とっても短くなっています。たくさん曲があって、今まで聴いてくださった方にも初めて聴いてくださる方にも、もう少し軽やかに聴いてもらいたいなっていうのがありました。90年代の曲って、1曲がものすごく長いんですよね。7分や10分近くあったりして(笑)。それをもう少しコンパクトにして、たくさん聴いていただけたらいいなって。全体的に今は短いじゃないですか。 クリス:3分でも長いくらいですもんね。 bird:どんどん短くなっているので、そういう軽やかな感じで楽しんでもらえたらいいなって思います。 クリス:大沢伸一さんプロデュースのデビュー曲『SOULS (Main)』の新録バージョンもあるんですね。 bird:大沢伸一さんに新しい『SOULS』を作っていただいたんですけど、25年やっていたらこんなにうれしいことが待っていたんだって思って。デビューの頃は思いもつかなかったことが、続けているとあるんだなと思いましたね。 クリス:過去の自分はあまり考えずに今の自分として歌ったのか、25年前の自分と今の自分との差別化を考えたのか。 bird:私自身、歌っているときはあんまり感じていないというか、声は25年も経っているので変わってきているとは思いますし、今『SOULS (Main)』を歌ったらどんな感じなんだろうってことでやりました。 クリス:オリジナルと新録を聴き比べてどんな印象ですか? bird:どっちもいいなって思っていて、『SOULS (Main)』のオリジナルを歌ったときは、レコーディングも全部が初めてだったので。とりあえずOKが出るまでやるって感じだったのが、今はもう少しまわりも見えていて、自分でどういう風に歌おうかなっていう、いろんな角度から歌っています。新録を『SOULS (Main)』録ってくれたエンジニアの橋本さんがデビュー曲も録ってくれた方で、だから思い出がいっぱいで、スタジオでも大沢さんと橋本さんと懐かしい話に花が咲いたり、いろんな感情が生まれた録音でした。 birdはデビュー25年を記念したライブ「bird ”25th Anniversary Best 2024” Live !」を9月27日(金)に東京・ビルボードライブ東京で開催する。Birdは「25年を記念したライブなので、限られた時間ですが懐かしい曲から新しい曲まで楽しくやりたい」と話した。 birdの最新情報は、公式サイトまで。 番組の公式サイトに過去ゲストのトーク内容をアーカイブ。オンエアで扱った音楽の情報も掲載している。 『SAPPORO BEER OTOAJITO』では、毎週さまざまなゲストを迎えてお酒を飲みながら音楽トークを繰り広げる。放送は毎週土曜18時から。