ロマンス詐欺366万円被害 魚津の30代男性 投資勧誘される
魚津署は21日、魚津市の30代男性がSNS(交流サイト)を悪用したロマンス詐欺の被害に遭い、6月14日~7月17日に366万3386円をだまし取られたと発表した。 署によると、男性は6月中旬、マッチングアプリで知り合った「めぐみ」と名乗る女と仲良くなり、LINE(ライン)でやり取りするようになった。しばらくすると、金融関係の仕事をしていると話す女から「暗号資産の取引で、私は数分で10万の利益を得た」と投資を勧誘された。 男性は女に指定された暗号資産取引所と称するサイトに登録し、取引を開始。サイト上では利益が出ているように表示されたため、男性は自らの現金を暗号資産に換えて計8回にわたり取引所へ送信した。 その後、男性は現金に戻そうと、女や暗号資産運営会社に連絡したが、逆に「現金で380万円の支払いが必要」などと要求された。女とも連絡が取れなくなり、詐欺を疑った男性は警察に相談、今回の被害が分かった。