アストン・ヴィラ、エヴァートンMFオナナ獲得に迫る…移籍金はクラブ史上最高額か
アストン・ヴィラが、エヴァートンに所属するベルギー代表MFアマドゥ・オナナの獲得に迫っているようだ。17日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。 現在22歳のオナナは、ホッフェンハイムの下部組織出身。2020年夏に加入したハンブルガーSVでプロデビューを飾り、2021年夏に加入したリールでブレイク。2022年夏にエヴァートンへ完全移籍した。エヴァートンでも中盤の主力として活躍し、ここまで公式戦72試合に出場し、4ゴール3アシストを記録。2022年6月にデビューを果たしたベルギー代表では、通算17試合に出場している。 そんなオナナはエヴァートンと2027年6月30日まで契約を結んでいるものの、アストン・ヴィラやバルセロナ、アーセナルなどから関心を寄せられており、去就には注目が集まっている。 今回の報道によると、ブラジル代表MFドウグラス・ルイスをユヴェントスに売却したことでプレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)の懸念を払拭したアストン・ヴィラが、オナナの獲得でエヴァートンと合意に達したという。 なお、移籍金はアストン・ヴィラにとってはクラブ記録となる5000万ポンド(約102億円)となる模様で、オナナとは5年契約を締結する見込みとなっている。また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金に加え、契約には次の移籍で発生する売却条項も付随していることが伝えられている。 今後はEURO2024に出場した後の短い休暇から戻り次第、メディカルチェックを受ける予定になっており、オナナが今季チャンピオンズリーグ(CL)に挑むアストン・ヴィラに加入することは決定的になっているようだ。
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