「八犬伝」役所広司、内野聖陽、土屋太鳳らをとらえた場面写真、一挙公開! 八犬士には旬の若手キャストが集結
山田風太郎氏の小説「八犬伝 上・下」(角川文庫刊)を役所広司主演で映画化する「八犬伝」の場面写真が一挙披露された。 【フォトギャラリー】「八犬伝」場面写真<全18カット> 「ピンポン」や「鋼の錬金術師」シリーズの曽利文彦が監督を務めた本作は、里見家にかけられた呪いを解くため、運命に引き寄せられる若き8人の剣士たちの戦いをダイナミックに描く虚パートと、物語を生み出した滝沢馬琴の実話パートが交錯するエンターテインメント超大作。 実話パートでは、馬琴を役所、親友・葛飾北斎を内野聖陽が演じ、馬琴の息子・宗伯を磯村勇斗、宗伯の妻・お路を黒木華、馬琴の妻・お百を寺島しのぶが務める。さらに、立川談春、中村獅童、尾上右近もキーパーソンとして登場する。 虚パートでは、八犬士の運命を握る伏姫を土屋太鳳、八犬士の最大の敵・玉梓を栗山千明が演じ、八人の剣士は渡邊圭祐、鈴木仁、板垣李光人、水上恒司、松岡広大、佳久創、藤岡真威人、上杉柊平が担う。そのほか、河合優実や塩野瑛久も出演する。 新規カットを含む場面写真には、迫力満点の“虚”と感動溢れる“実”の交錯する2パートの見どころがとらえられている。「八犬伝」の作者である馬琴(役所)のドラマが描かれる実パートでは、馬琴とその家族、友人たちの姿を見ることができる。「八犬伝」の構想を語って聞かせる馬琴をはじめ、興味深そうに耳を傾ける北斎(内野)、父を支える馬琴の息子・宗伯(磯村)の姿に加えて、失明という困難に見舞われた馬琴が義理の娘・お路(黒木)の手を借りながら「八犬伝」を完成させようとする様子などが確認できる。 「八犬伝」の物語が壮大なスケールで展開される虚パートからは、里見家を救うために集まった八犬士たちの新カットがお披露目。名刀「村雨」を携え戦いに挑む犬塚信乃(渡邊)、暴君・扇谷定正(塩野)を狙う美しい女装姿の犬坂毛野(板垣)、瓦屋根の上で決闘する信乃と犬飼現八(水上)、八犬士の証である体の痣を見せ合い仲間であることを確信する信乃と犬川荘助(鈴木)の姿に加えて、犬田小文吾(佳久)、犬村大角(松岡)、犬江親兵衛(藤岡)、犬山道節(上杉)らも写され、八犬士たちの戦いや友情に期待が高まる。 さらに、里見家にかけられた呪いを解くため八犬士を生み出す伏姫(土屋)、信乃に想いを寄せる浜路(河合)、強力な怨念で里見家を末代まで祟る八犬士最大の敵・玉梓(栗山)の印象的なカットも公開された。 「八犬伝」は、10月25日より全国ロードショー。