フェルナンド・アロンソ（アストンマーティン）とマックス・フェルスタッペン（レッドブル）(C)Red Bull Content Pool

フェルナンド・アロンソ（アストンマーティン）は、マックス・フェルスタッペン（レッドブル）の罵声問題について、多くのF1関係者と意見が分かれた。 ほとんどのドライバーや関係者は、シンガポールのFIA記者会見でレッドブルを「クソったれ」と呼んだことに対するフェルスタッペンの処分が過剰だと強く同意していた。ルイス・ハミルトンは、フェルスタッペンに対して地域奉仕活動を拒否するように促す発言もしている。 ■先輩アロンソがフェルスタッペンにアドバイス 2度のチャンピオン経験者でF1ドライバー最年長のアロンソは、ハミルトンのフェルスタッペンへのアドバイスについて尋ねられた際にこう述べた。 「トレーニングしたくない時や次の週末の準備をしたくない時のことを考えてみてよ。それでもやらなければならないんだ。自分自身やファン、そして自分を信じてくれるすべての人に対する責任があるんだ」と、インドでのスポンサー記者会見でアロンソは付け加えた。 悪態については、43歳のアロンソもフェルスタッペンのようなドライバーには自らの行動を制御する責任があると考えている。 「僕たちは多くの人の手本となる存在だ。ファンに対して大きな責任がある。だから、僕たちはきちんと行動しなければならないんだ」 「手本になりたい時も、そうでない時も、準備を整えておかなければならないんだ。正しくないことを言いたい時には、自制心を働かせてブレーキをかけ、政治的に正しい行動を取らなければならない」 「このレベルにいると、多くの人々が僕たちを見上げていることに気づくんだ。もしドライバーや公的な役割を持つ人であれば、行動しなければならないんだ」 「ファンは多くの愛やモチベーションを与えてくれるけど、同時に期待もある。時には我慢しなければならないこともあるんだ」 「ファンは信じてくれている。彼らは『あなたは私のインスピレーションです。決してあきらめない、ファイターです」と言ってくれる。これは、世界中に数多くのF1ファンがいることを思い出させてくれる。僕たちは常にそれを心に留めておかなければならないんだ」 「ファンは多くの愛やモチベーションを与えてくれるが、それには責任が伴うんだ。」