エンゼルスA・モレノ・オーナー、6年前に急死したT・スカッグス投手裁判の召喚状に応じず
エンゼルスのオーナー、アート・モレノ氏と球団会長デニス・クール氏が、2019年に死去したタイラー・スカッグス投手の遺族が起こした訴訟で、証拠開示を求める召喚状に応じなかったと裁判所の審判官が判決を下した、と4日(日本時間5日)、ニューヨーク・タイムズ電子版が報じた。 2019年7月1日、遠征先でスカッグス投手は急死。「アルコール、(オピオイド鎮痛剤の)フェンタニルとオキシコドンによる中毒」と断定。薬物の入手経路などに関して、エンゼルスを不法死亡民事裁判の被告として訴えている。 また、遺族は、エンゼルスは組織内に違法薬物使用の文化があることを知っていたにもかかわらず、元広報部長のエリック・ケイ氏に選手との接触を許可していたと主張。裁判所の文書によると、公判前協議は1月10日に予定されており、公判は4月7日に開始される予定であるとしている。
報知新聞社