AKARIが現役引退発表「自分の体に心が追いついていかなくなってしまって、格闘技を素直に楽しめなくなってしまった」【RISE】
RISEの女子のミニフライ級(-49kg)戦線で活躍したAKARI(TARGET)が9月20日、現役引退を発表した。「RISE182」(10月20日、東京・後楽園ホール)で引退式が行われる。 AKARIはこの日、都内で行われた会見で「引退するという決断をさせていただきました。本来ならこういう場を設けていただくことも、引退式をさせていただけるような選手ではないことは自分が一番分かっていますし、こういう答えを出したことも、復帰戦を待っていただいていた方にも申し訳ない気持ちでいっぱいなんですが、自分の体に心が追いついていかなくなってしまって。格闘技を素直に楽しめなくなってしまって、引退をさせていただくという決断をさせていただきました」などと引退を決めた理由を語った。 引退を考え始めた時期については「引退しようかなと思い始めたのは去年の5月ころから。それで伊藤代表にお話しさせていただき“年内はお休みしてよく考えて”という感じだった」と明かした。 師匠の神村エリカさんからは「エリカ先生は引退を考えていると言った時に引退は大きなことなので“キックボクシング以外で他にやりたいことがあるなら、よく考えてそう思うならそうするしかないと思う”と言っていただいた」との言葉をもらった。 今年の12月で21歳。今後については「なんとなくは決まっていて、新しい夢に向けて動いてはいるんですが、ゆくゆく発表できればと思っています」。復帰については「ないと思います(笑)」ときっぱり。 AKARIは2021年3月に行われた「ミニフライ級(-49kg)NEXT QUEENトーナメント 2021」で宮﨑若菜、大倉萌を破り優勝。5月には新型コロナ禍で無観客で行われた「RISEonABEMA 2021」のメインイベントで寺山日葵の持つRISE QUEENミニフライ級王座に挑戦も判定で敗れた。 AKARIは「寺山選手との試合が一番思い出に残っているし、あの試合のために、自分のために頑張ってこれたと思ったし、寺山選手との試合は楽しかった」と一番の思い出としてこの試合を挙げた。
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