日本酒のおいしい季節!清酒鑑評会 ユネスコ無形文化財登録を追い風に 広島
広島ニュースTSS
朝夕に、肌寒さを感じるようになると、日本酒のおいしい季節がやってきます。 日本酒造りの技術を評価し、品質向上を目指す、清酒鑑評会と利き酒会が開催されました。 広島国税局の清酒鑑評会には、中国5県から、188点が出品されました。 県内では25銘柄が、「吟醸酒」「純米酒」「燗酒」の3部門で、優等賞を受賞しています。 (矢野記者) 「こちらの利き酒会場には、すべての出品されたお酒が並んでいます。そして優等賞を獲った銘柄には、こういうネックが掛けられています。こちらの優等賞を獲ったお酒、いただきます。※試飲 ※美味しい表情 日本酒は何を飲んでも美味しいですね」 広島県は、「吟醸酒」製造の元となった「軟水醸造法」を開発した国内有数の歴史を誇る酒処です。 今月、日本酒の伝統的な酒造りの技術が、ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しと発表されたこともあり、世界から注目される県内の酒造メーカーも、新たな魅力を模索し始めています。 (3部門で優等賞を受賞した相原酒造・相原準一郎会長) 「新しいことをチャレンジすることが広島マインドだと思うので、新しいものにどんどんチャレンジしてことが大切だと思っているし、そういった中から世界に受け入れられる、国内でももっと新しいタイプの酒として認知されるものができると思う。それと同時に伝統的な酒造りのこうじを大切にして作るということもじゅうぶん大切にしながらやっていきたい」 今後、インバウンドを含め、海外でも広島の酒に関心が集まりそうです。
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