「マジョルカに火をつける」ラ・リーガ初参戦の浅野拓磨にスペイン有力紙が期待!「母国ではジャガーの愛称でお馴染み」
大久保→家長→久保→浅野!
マジョルカは7月6日、ボーフムを退団した浅野拓磨と2026年までの2年契約を結んだと発表した。 【動画】マジョルカの投稿した浅野のウェルカムムービー 今年11月に30歳となる日本代表FWは、サンフレッチェ広島でプロキャリアをスタートさせると、当時21歳の2016年にアーセナルに加入した。ただ、労働許可証の関係でシュツットガルト、ハノーファーに期限付き移籍し、イングランドの名門でのプレー機会は訪れず。その後、2019年からパルチザン、2021年からボーフムの一員として戦っていた。 初参戦のラ・リーガで新たな挑戦をスタートさせるにあたり、スペインの有力紙『MARCA』が「タクマ・アサノがマジョルカのサイドに火をつける」と題した期待感溢れる記事を掲載。大久保嘉人氏、家長昭博(現川崎フロンターレ)、久保建英(現レアル・ソシエダ)に続き、クラブ史上4人目のサムライ戦士について、こう伝えている。 「29歳の左ウインガーは、過去3シーズンをドイツのクラブで過ごした後、バレアレス諸島のクラブにやってきた。昨シーズンは重要な役割を担い、(ブンデスリーガ)29試合で6ゴールを挙げた。クラブは、右利きの万能型アタッカー、前線全体を動き回るエキスパート、スピードの持ち主と定義している。 母国では『ジャガー』の愛称で親しまれているアサノは、ワールドカップ出場歴があり、52キャップを誇る日本代表選手だ。ブンデスリーガのハノーファーとシュツットガルト、セルビアのパルチザンでもプレーしている」 爆発的なスピードに加え、カタール・ワールドカップでの活躍などから分かる、ビッグマッチでの勝負強さを持つ浅野。ラ・リーガでも価値ある一発を叩き込み、ジャガーポーズを炸裂させられるか。久保建英とのサムライ対決にも注目だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部